しょるさんをインタビューしました。

まず、しょるさんとは

プロフィールより「北海道のアウトドア大好き!! けどすぐ風邪をひいたりする自他共認める病弱アウトドアマン、外で遊部 部長のしょるです!! そんな私ですが【外に興味を持って欲しい! 楽しく外で遊ぼうぜ!】というのを動画で発信できたらと思っております。」

Q 一番初めにパックラフト遊びを始められたのはどのようなきっかけからですか?

A 同じ北海道で先にパックラフト遊びを始めていた【ぜつえんさん】に乗せてもらったのがきっかけです。それまでは主にインフレータブルSUPで遊んでいて、仲間と湖や海に行って楽しんでいました。しかしSUPはとても重く11kgあり、持ち出し・空気入れ・出艇・乾燥・収納までが大変で気軽に遊べていませんでした。そんなときにパックラフトというものを知り、遊ばせて貰い、いきなり落ち込みに連れられましたが、その安定性と気軽さに惚れて始めました。

Q どのようなパックラフトの遊び方を好まれますか?ゆったりキャンプされるのが好きでしょうか、それとも急流下りもされますか?

A キャンプと合わせたり、瀬もそこそこの川を下ったり、ゆったりとした遊び方が主ですが、今はもうちょっと激しい瀬や落ち込みにチャレンジしたいと思っています。あとは気軽に持ち運びができるので、普段SUPやカヤックなどでは行きにくい場所に持っていって冒険をしたいと思っています。廃道などの遺構も好きなので、水上からしか見えないものやダム湖に沈んだ橋や自然などを見に行きたいです。

Q インスタグラムにアップされている写真はひときわ素晴らしいと思います。特に風景の写真が素敵です。落合ダム湖でパックラフトを漕いでいるのは特に珍しい風景だと感じましたが、この日のルートを紹介して頂いていいですか?

A 落合ダム湖の中にある無数の立ち枯れした木々と、陸地と水上の温度差によって生まれる気嵐を見に行きました。朝5時に出発。季節は秋本番より前でしたが、-0.5度ととても寒く、条件は完璧。前日から一緒にキャンプをしていたぜつえんさんと出発し、木々の間を縫うように進み、ダム湖の真ん中あたりまで行きました。朝日に照らされると、まるで天国にいるかのような幻想的な光景が広がっていました。もうちょっと紅葉が進んでいたら完璧でした。

Q お勧めのパックラフトキャンプのルートはありますか?

A パックラフトの試し乗りに連れていってもらった場所ですが、南富良野にある【シーソラプチ川】を下って、近くにある【かなやま湖畔キャンプ場】に泊まるコースです。ショートコースだけでも十分楽しめて、序盤から落ち込みがあったりするのですが、沈しても復帰がしやすく、適度なスリルを味わえると思います。キャンプ場に戻ってからは湖でゆったり楽しみながらキャンプも楽しめて緩急どちらも楽しめると思います。次はロングコースで楽しみたいです。

Q いつもどのようにして新しいルートを開拓されますか?新しいルートでパックラフトをされるときは先に下見に行かれますか?

A まずはGoogleMap等の空撮画像や等高線で確認します。その後現地に行って、実際はどんな様子なのかをチェックするようにしていますが、わからないことも多いです。その場合は歩けるようなら実際に歩いてみたり、可能な限り下見をするようにしています。そのときに大事なのは遊びながら下見をすることです。

Q 新しいルートの安全性を確かめた後、どのような安全面の対策や準備をされますか?今からパックラフトを始められる方に伝えたい安全面での注意事項はありますか?

A私はリスク先行で考えるようにし、信頼できる経験者や、複数人で行くようにして絶対に無理をしないようにしています。エスケープルートを確認し、GarminのGPS付き腕時計にポイントを登録したり、マップをオフラインでも見られるようにしています。個人的には臆病なくらいでちょうど良いと思っています。あとは沈に慣れておき、沈しても焦らないのが一番大事だと思います。ただ、リスクを考えすぎると面白みに欠けるのも事実なのでバランスが難しいです。

Q 沢山パックラフトの写真を撮影されていると思いますが、お気に入りの写真、または思い出深い写真を紹介して頂いていいでしょうか?

A 1枚目はパックラフトを手に入れて最初に行った川です。バイキングと乗り比べたり、スプレースカートで雨でも快適だったり、思わぬ沈で少し焦ったり、とても新鮮で楽しかったです。2枚目は糠平湖にある、沈んだり出たりを繰り返す橋【タウシュベツ川橋梁】です。私が大好きな場所で、冬は-30度の中、凍結した湖を歩いて行ったこともあり、パックラフトでアクセスするのは1つの目標でした。帰りは風が強く、急遽道なき道からエスケープしましたが良い思い出です。

Q 約30週間前にインスタにアップされた投稿で、沢水を飲んでいる写真がありますが、どういう経緯で撮られた写真か教えて頂けますか?

A このときは日本古来の釣りであるテンカラ釣りをしに沢に入っていました。写真の通り結構浅く、パックラフトはできないだろうと思っていましたが、実はそれなりに下ることができる可能性があるのではと思いました。次回はパックラフトを持って釣りをしにいこうと思います。ちなみにこのときの釣果はゼロでした。

Q またほかに特別な体験や、忘れがたい体験があれば教えて頂けますか?

A 野湯が湧いているところのお湯をパックラフトに溜めて、パックラフトで温泉を楽しんだことです。ビルジポンプで地道に溜めていたのですが、かなり苦労しました。さらに、溜めていく間にどんどんお湯が冷めてしまうので、入るときにはぬるま湯になっていました。ですが、自然の中でパックラフトの温泉を作れたことは良い経験になりました。次回はもうちょっと工夫してさらに快適に楽しもうと思います。

Q いつも初めて体験する事や初めて行く場所は、特別ワクワクすると思いますが、今年は何か新しい物にチャレンジさえるなどの目標はありますか?

A 今年は海や川など、キャンプ場ではないところでのキャンプを含めたパックラフトの旅をしてみたいなと考えています。海なら釣りで食料の現地調達、川ならゆったり流れて気の向くままに、沢なら釣りをしながら一泊、そして帰りはパックラフトで下っていく。また、湖などに沈む遺構巡りもしたいと考えています。そこに人が生活をしていた証を探す冒険をしたいです。

Q 新しくパックラフトを始められる方に参考になるように、下記のご質問にもお答えいただければありがたいです。

a. いつもご利用頂いてるのはどのモデルですか?

A Microraft Size Lです。

b. どういう理由(目的)でMRSのモデルを選ばれましたか?他に気になったモデルはございますか?選択の過程で困ったことはありましたか?

A 実際にPontoとMicroraft、Vikingを乗り比べて、自分の使い方や汎用性を考えた結果、簡易スプレーデッキタイプが最初の一艇には良いのかなと思い選びました。サイズに関しては大きすぎず小さすぎずというところでLにしました。他にはNomadやBarracudaR2も気になっています。選ぶ過程で困ったことは私はあまりありませんでしたが、用途が明確じゃないと何を選んで良いのかがわからないことが挙げられるかもしれません。オープンとスプレーデッキの簡単なメリット・デメリットなど。

c. 実際にそのモデル使ってみて、魅力的に感じている点は何でしょうか?

A 汎用性の高さです。水滴や雨で濡れず、寒い時期は暖かく、暑い時期は取り外せば快適です。瀬でも水が入りにくいのも魅力です。また、足を突っ張れるので、簡易的にサイベルトの代わりになります。しかし沈してすぐには脱出しにくいので、焦らず脱出する練習が必要です。また乗降時のスカート脱着ですが、少々煩わしく感じるかもしれません。実際は簡単でシーンによって調節するのでそこまで気になりませんが、オープンデッキの素早さはたまに羨ましいと思います。

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